▼生活に欠かせない車を歌で紹介する「はたらくくるま」を、息子と一緒によく歌う。この歌の中に、清掃車が出てくる。国土交通省の車両区分では塵芥車とされており、ごみ収集車やパッカー車の通称で親しまれている。祝日や雨風の中でも休みなくごみを回収し、街をきれいに保ち続けるその活躍は多くの人が知るところだ。
▼車両の後部には、ごみをパッカー内に押し込むための装置がある。ごみを圧縮するため強い力がかかる、とても危険な場所だ。手などを巻き込む事故を防ぐため、車両のさまざまな場所に緊急停止ボタンが設置されている。足で押す位置にもある。
▼ITシステムにも異常時のための緊急停止の仕組みが用意されていることは多い。ただ、連携する多くの部署やサービス、利用者や取引先への影響も考慮すると、直ちに停止できるとは限らない。だからこそ、日ごろから影響範囲を把握し、停止時の対応や復旧手順、連絡体制を整えることで、いざという時に落ち着いて対応できるよう備えておきたい。また、定期的な訓練や点検を行うことで、想定外の事態にも強い仕組みづくりを進めることが重要になる。
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