価格帯別では安価品が人気に


 外付けキーボードは、8月の月次データで見ると台数で前年同月比17%増、金額で同11%増と好調な売れ行きとなっている。パソコン本体の売れ行きが伸び悩んでいるものの、自作組み立てパソコンの販売は順調に推移。キーボードの売れ行きが前年を上回っているのも、パーツを購入し、自分でパソコンを組み立てる市場が堅調であることのあらわれである。

 ただ、価格帯で見ると、半年ごとで比較した場合、2000円台の価格帯が最も高いシェアを占めている状況は変わらないものの、2001年8月には28.4%だったものが、02年2月には36.1%、02年8月には46.3%と上昇している。逆に3000円台、4000円台の価格帯シェアは低下しており、「1000円でも安く」と考えて製品を購入する、切実なユーザー事情が垣間見える。高級品である1万円以上の価格帯シェアも、01年8月が2.4%、02年2月は3%とわずかに上昇したものの、02年8月には1.9%と低下気味で、経済環境が悪化していることを反映する結果となっている。

 バス別で見ると、他の周辺機器と同様、USBの比率が着実に上昇している。1年前の時点では16.7%に過ぎなかったが、半年後の02年2月には19.1%、02年8月では28.7%にまで拡大した。PS/2とUSBの両方をサポートしているものまで含めれば、比率は39.1%と約4割にまで拡大している。USBは転送速度がネックとなって、ハードディスクやキーボードといった頻繁にデータをやり取りするものには使いにくいとの指摘もあったが、接続の手軽さが受け入れられて、今後もこの傾向はさらに加速。キーボードにおいても主流はUSBバスとなりそうだ。