店頭流通

イーフロンティア 欧レゴ社のソフトを発売

2003/03/31 18:45

週刊BCN 2003年03月31日vol.984掲載

 イーフロンティア(安藤健一社長)は、4月3日にレゴ社(デンマーク)のパソコン用ソフト8タイトルを発売する。価格は1タイトルあたり2980-4800円。発売後1年間で、1本あたり最低5000本の販売を目指す。

年内に13タイトルを製品化

 4月時点で8タイトルを揃え、年内には新たに5タイトルを追加する。海外ではすでに20タイトルが販売されており、今後、順次、国内に投入する。

 製品パッケージは従来よりひとまわり小さく、DVDパッケージより少し厚いタイプのものを使用。店頭でレゴソフト専用の売り場確保を目指す。

 鷹見学専務取締役は、「10-20タイトルというまとまった数でシリーズ化しないと、売り場の確保は難しい。最低でも年内に5タイトルを投入し、その後は3か月に新作1本以上のペースで製品化する」と話す。

 これまでレゴ社のソフトは、米系のゲーム会社エレクトロニック・アーツ・スクウェアが取り扱ってきた。 この4月からは、イーフロンティアが国内独占販売権を3年契約で獲得した。

 レゴソフトの売上高は発売後1年間で2億円を見込んでいる。同社では、「品揃えを増やして、認知度を高めれば、年商5億円程度の売り上げは可能」と意気込む。

 鷹見専務は、「レゴのブロックは、小さな子供をもつ親の“推奨銘柄”のようなブランド力をもつ。レゴのパソコン用ソフトでもブランド力の確立に努める」と、まずはパソコンソフト売り場でのレゴブランドの認知度向上を図る。
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