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マクロメディア ウェブ更新専用ツール発売 Mac OS Xにも対応

2003/09/08 17:00

週刊BCN 2003年09月08日vol.1005掲載

 マクロメディア(井上基社長)は、ウェブサイトの更新ツール「Macromedia Contribute(マクロメディア コントリビュート)2」(1万2000円)を9月19日に発売する。

 同製品の旧バージョンは今年3月に発売され、ワールドワイドで1万5000社以上、7万ライセンスを出荷した実績をもつ。

 同社では、ウェブサイト構築用ソフト「Dreamweaver(ドリームウィーバー)」を販売しているが、ドリームウィーバーがプロのデザイナー向けであるのに対し、コントリビュートは手直しできる部分が制限できることで、ウェブサイト構築の知識がない人でも作業中にサイトを壊してしまうといったトラブルを起こさない。

 導入事例として、プロサッカー選手で現在ドイツで活躍中の高原直泰選手が現地でのサイト更新用にコントリビュートを利用している。

 従来、メールでテキストをデザイナーに配信し、サイト更新を行っていた時に比べ、迅速にサイト更新ができるようになったという。

 今回の製品では、専門知識なしでサイト更新ができるという機能で搭載。

 加えて、①サイト接続性能の向上、②SFTPのサポート、③Mac OS Xに対応、④さまざまなファイルをウェブページ上で閲覧可能にする変換ツール「マクロメディア・フラッシュページャー技術」の搭載(ウィンドウズ2000、XP対応のみ)で、プレゼンテーション用画像の簡単アップロード――などの機能を搭載している。
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