店頭流通

東大英数理教室 ユーティリティソフト市場に参入 第1弾はメール・バックアップ

2005/07/25 18:45

週刊BCN 2005年07月25日vol.1098掲載

 教育ソフトウェア専門ベンダーの東大英数理教室(小野盛司社長)はこのほど、教育ソフト以外で初めて、初心者向け電子メールデータのバックアップ・復元ツール「イージー・バックアップ・メール」を発売した。同社はこれを機に、リッチクライアントのソフト開発力を生かし、ユーティリティ関連のソフトを順次開発する計画だ。

 同ツールは、ボタン1つで保存・復元や異なるパソコンへのデータ移管などができる。複雑な情報保存の仕様をもつ電子メールソフトの「アウトルック・エクスプレス」や「ネットスケープ・メール」に対応しているほか、予め日時を設定すると、自動的にバックアップする機能も搭載している。

 小中高校生向け製品開発で得たノウハウを生かしたインタフェースを採用しているため、「パソコン初心者でも簡単に利用できる。万が一パソコン環境が破損した場合に、メール情報の復元作業に役立つ」(小野社長)のが特徴だ。

 同社の主力製品は、小中高校生用の教育ソフト「PC教育シリーズ」で、主に学校向けで実績を上げてきた。また、パソコン量販店で英会話ソフトなども販売している。学校と量販店向けには、大手ディストリビュータを通じて販売しているが、この既存販売網とダウンロード販売を生かし、同ツールを拡販する。小野社長は、「当社はウィンドウズ用のリッチクライアントのソフト開発を自社で行っている。教育ソフト開発で得たノウハウを基に、新たなソフトを生み出せるはず」と、同ツール以外にもスパム対策などユーティリティ関連のソフトを出していく予定。

 同ツールは、月ベースで1000本の販売を目指す。
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