TDKマーケティング（牧野利彦社長）は6月6日、東京港区の六本木アカデミーヒルズで、販売パートナー向けにブルーレイディスク（BD）セミナーを開催した。冒頭に挨拶した牧野社長は、「ブルーレイディスクをビジネスの新しい柱として活用して欲しい」とアピールした。

　今回、「Possible＝可能性」を「PossiBlu」ともじり、「PossiBlu by TDK」と銘打った販促活動の取り組みを発表。すでに4月から「PossiBlu by TDK」をロゴとして採用し、店頭POP、TDKのウェブサイトなどでアピールを開始している。

　同社は、「BD規格策定段階から技術提案をしてきた先行メーカー」（TDKレコーディングメディアビジネスグループオプティカルプロダクト商品部企画課木越匠氏）として、今年4月に、世界初となるカートリッジなしのデータ用2倍速25GB「BDD─R25S」「BDD─RE25S」を発売した。BDの生産は、TDK千曲川テクノ工場による国内生産。今後も引き続きBD開発への投資を続けていく方針だ。2007年冬以降に、ハイスピードBD─R、100GB BD─R、ハイスピードBD─RE、200GB BD─Rを順次発売することを計画している。