Windows Vistaの個人向けプロモーションのキーワードとして、マイクロソフトは「プレミアム・デジタルライフ」という言葉を使いはじめた。昨年12月までのプロモーションでは、「デジタルライフスタイル」としていたが、これを進化させ、新たに「プレミアム」を付け加えたのだ。
では、このプレミアムにはどんな意味があるのだろうか。
マイクロソフトWindows本部のジェイ・ジェイミソン本部長は、次のように語る。
「プレミアムには、2つの意味がある。ひとつは、eメールやインターネットを中心としたPCの使い方から、これを越えた新たな使い方をしてほしいというメッセージ。Vistaによって、デジタル写真やデジタル音楽の楽しみ方、録画したテレビ番組や映画の視聴の仕方を進化させ、より多くの方々に一歩進んだ使い方をしていただきたいという意味。そして、もうひとつは、個人ユーザーの方々にVista Home Premiumを利用していただきたいというメッセージ」
これに呼応した形で製品を投入したのがNECだ。個人向けPCとして、ノートPC「LaVie」、デスクトップPCの「VALUESTAR」および「Value One」の新製品7タイプ27モデルを投入、そのうち23モデルにVista Home Premiumを搭載した。主力モデルでは、Vista Premiumロゴを取得。NEC製PCを購入したユーザーがVistaならでの機能を安心、そして快適に利用できる提案を行った。