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メモリの販売動向

2007/06/11 16:51

週刊BCN 2007年06月11日vol.1190掲載

年明けから台数、金額ともに伸長

 メモリの売れ行きが好調だ。年明けから販売台数、金額ともに上昇。とりわけ、4月には販売台数が前年同月比で50%以上の伸びをみせるなど、順調な成長を示している。

 4月のメーカー別販売台数シェアではアイ・オー・データ機器が18.8%で1位、2位が12.7%でバッファロー、3位は10.0%でエレコムの順。年明けから若干勢いに欠けるバッファローに変わり、アイ・オー・データが4月には前年同月比で2倍近く伸長している。

 同月の機種別販売台数シェアでは、1位はアイ・オー・データのDOS/Vノート用 200ピン PC2700対応 DDR SDRAM 512MB(3.7%)。2位も同じくアイ・オー・データのDOS/V用 184ピン PC3200対応 DDR SDRAM 512MB(2.4%)。容量では、1GBと512MBが良く売れているようだ。

 販売台数前年比12月から1月にかけてのカーブがやや急であることから、Windows Vistaの発売に伴うもので、その後も順調に成長しているものと思われる。
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