3月、デジタル一眼レフカメラが過去最大の販売台数を記録した。勢いがついたのは、昨年の年末商戦だ。それまで前年同月比で1ケタ台の伸びにとどまっていた販売台数が、12月に一気に25.7％増まで拡大。さらに、今年1月には89.9％増と大幅な伸びを示した。その後も前年比で40％台の伸びを維持し、この3月には過去最高の販売台数を記録した。主な要因は税抜平均単価の下落。1月に7万円台中盤まで下落した。しかし、3月には7万円台後半まで回復し、平均単価が上昇している局面でも好調を維持している。（道越一郎）

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