NTTドコモが2013年夏モデルで行ったスマートフォンのツートップ戦略は、販売データからみても失敗に終わった。発売直後の5月は、スマートフォンのキャリア別販売台数シェアでドコモは45.3％と、前月から4.1ポイント上昇した。しかし、直近のピークだった2月の45.7％を超えることはできず、勢いはいまひとつ。さらに7月には40.2％と、前年同月比で13ポイントもシェアを落とした。ツートップから外されたメーカーのシェアが半減したのが要因だが、ツートップの「Xperia A」「GALAXY S4」も失速気味だ。この失敗は秋冬モデルの売れ行きにも影響しそうだ。（道越一郎）

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