音声をサラウンドで楽しむホームシアターシステムが売れている。テレビの前に設置するバータイプを中心に、すっかり一般的になった。より手軽にサラウンドサウンドが楽しめるのが特徴だ。こうした新ジャンルの製品の活況もあって、低調な薄型テレビを尻目に、ホームシアター市場は販売台数前年同月比で4月以降2ケタ成長が続き、税抜平均単価も3万円弱の水準を維持している。注目は、2012年秋に登場し、現在ではほぼ半数を占めるに至っているBluetooth対応製品。テレビ以外の機器とも接続して、ある種のオーディオシステムのような役割も担う。（道越一郎）

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