PCの駆け込み購入が佳境を迎えつつある。3月10～16日の一週間の前年比をみると、台数で68.4％増、金額で98.3％増と、売り上げが急激に伸びている。

　伸び率はとくに2月中旬から大きくなっており、消費税増税とWindows XPのサポート終了前の駆け込み購入であることは間違いない。販売店ではすでに欠品のモデルが出始め、駆け込み商戦終盤での“玉切れ”を心配する声も聞かれるほどだ。金額の伸び率が最も高いのはデスクトップPC。XP時代からすると大きく価格が下がっており、10万円を超えるモデルでも割安感で買われているようだ。（道越一郎）

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