Windows 10搭載PCを他の競合メーカーに先駆けて発売した日本エイサーは、「より快適で使いやすく進化した」という製品を9月末から相次ぎ投入している。同社プロダクトマーケティング部の武富温部長は、「Windows 8.1搭載PCの倍以上の期待」と、早くも大幅な販売増に手応えを感じている。

日本エイサー
武富 温
プロダクトマーケティング部部長

2009年、日本エイサーに入社。デスクトップPCやノートPC、タブレット端末など、各種製品の企画担当を歴任。現在は、各製品のプロダクトマーケティング部の部長としてそれらを統括している。
 Windows 7以降のPCが10にアップグレードできるようになったのは9月29日。同社は9月18日に10搭載PCを発売した。数あるラインアップのなかでも、家庭向けに15.6インチのノートPC「Aspire Eシリーズ」(E5-574-A54G/W)を投入したが、「堅調な滑り出し」(武富部長)と、売れ行きは好調だ。とくに、同製品のきょう体で白(ホワイト)を基調にしたタイプは注目度が高い。「家族で一台」を意識し、インテリアにマッチし、女性が使うシーンを想定した戦略製品だ。

 Windows 7搭載PCが登場したのが2009年。この時に売れたPCの買い換えを促すことが、PCメーカーの命題だ。同社はまず、ボリュームゾーンの15インチにターゲットを絞り、いち早くAspire Eシリーズを出した。

 10以前に家族で使う用に買われたPCは、“塩漬け”になり使われなくなっている。画像や動画などの容量が増え当時のPCスペックで対応できないばかりか、通信回線も遅く遊びや仕事での使い勝手が悪くなったためだ。(BCNランキング 谷畑良胤)