もっと早く成長したかった

 2021年に製品構成を見直し、顧客の業界に特化する形で展開を図ったところ、製薬向けの製品がヒットした。製薬業界向けの売り上げは前年の3倍に達し、単月黒字も見えてくるなど「いい1年になった」と実感する。ただ、「もっと早く成長したかった」と悔しさもにじむ。

 創業からプロダクトが売れない時期が長く続いた。AIと人力によるコミュニケーション分析というコア技術を基に、さまざまな製品を投入するも伸び悩む日々。「どうしていいか、わからない」。会社が潰れる寸前まで追い込まれた。