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<BCN REPORT>島根富士通 “自前の一貫生産”を堅持

2003/12/22 15:00

週刊BCN 2003年12月22日vol.1020掲載

 パソコン生産の海外移転が大勢を占めるなか、富士通だけは、輸出用も含めて開発から生産まで完全国内生産を堅持している。そのノートパソコン生産を一手に引き受けているのが、製造会社である島根富士通だ。「世界をリードする製造会社への挑戦」を標榜する同社は、あえてマザーボードの製造、LCD(液晶ディスプレイ)の組み立てから本体の最終組み立てまで、自前の一貫生産にこだわる。ここには、日本の製造業復権にかける強い意気込みが感じられる。(田中繁廣)

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