パソコンメーカー各社が新製品の販売を開始し、2004年夏商戦の火蓋が切って落とされた。今夏のアテネオリンピック開催による高画質の映像ニーズを当てこんで、以前から各社が取り組んでいるAV(音響・映像)機能の強化に拍車がかかっている。新製品の発売時期を早め、薄型テレビに需要がシフトしないようテレビメーカーの先手を打つなど、何としてでもパソコンを拡販しようと各社とも必死だ。企業向けよりも回復が鈍い個人向けパソコン市場が、オリンピック需要などで夏商戦を境に活性化するのだろうか。(佐相彰彦●取材/文)