NTTデータと野村総合研究所(NRI)の2009年度上期(4~9月期)業績は、猛烈な逆風を力業でかわしたという印象だ。両社ともに営業利益こそ減ったものの、連結売上高はNTTデータが前年同期比3.8%増、NRIが1.0%増と健闘。中堅・中小SIerが苦戦するなか、大手SIerは規模のメリットでマイナス要因を吸収した。NTTデータは大型のM&Aでトップラインを押し上げると同時に、海外開発体制の強化でコスト構造の見直しを急ピッチで進める。