情報サービス業界の再編が加速している。SIer大手のITホールディングス(ITHD)は、中堅SIerのソランを傘下に収めると発表。住商情報システムはCSKホールディングス(CSKHD)との資本業務提携に向けて協議中だ。足下の受注環境は不安定で、受託ソフト開発に対する需要の縮小傾向に歯止めがかからない。こうしたなかで、規模のメリットを生かすことで勝ち残りを目指すSIer経営陣の心理が前面に出てくる。しかし業界内には、単純に規模を追求するだけでは、「プログラム開発の余剰人員を増やしかねない」(別の大手SIer幹部)との厳しい見方もある。