販売系SIerの海外進出に差が生まれはじめている。NECや富士通、IBMなどのコンピュータ製品を主要商材と位置づけて販売する販売系SIerのうち、IBM系のJBCCホールディングス(JBグループ)は、中国で1億円を超える大型案件を相次いで受注する規模へと拡大した。JBグループは中国での事業を拡大するとともに、タイにも営業拠点を広げるなど、着実に地歩を固めている。JBグループが中国で本格的に事業を立ち上げてから今年3月15日で丸3年。販売系SIerのグローバル対応は他の大手SIerに比べて遅れる傾向があったが、ここにきて状況に変化が現れ始めた。(安藤章司)