NECの東西地域SE会社に格差が広がっている。NECソフトは首都圏を中心とするITソリューション事業の回復と連動するかたちで業績が伸びる一方、大阪に本社を置くNECシステムテクノロジーは、地場の大手電機・電子メーカーの業績不振に象徴される関西経済の地盤沈下で、東京のNECソフトほどの伸びは難しい状況だ。しかし、スマートデバイスやセンサ技術を活用した新ビジネスへの挑戦は、むしろ西のNECシステムテクノロジーのほうが活発。SEの稼働率を引き上げて収益力を高めるNECソフトと、貪欲に新ビジネスに取り組むNECシステムテクノロジーの姿勢の違いが明確になっている。(安藤章司)