SMB市場向けクラウドサービスの本格的な普及に向けて、ベンダーの動きが活発化している。従来、ハードウェア、ソフトウェアも含めたパッケージ型のSIで案件受注ごとにまとまった額の収益を手にしてきた販社にとっては、単価の安いクラウドサービスは積極的に売りたい商材ではないことが多かった。クラウドのようなストックビジネスは、ある程度ユーザーの数が増えてからでないと「おいしい商売」にはならないからだ。しかし、SMBは、IT投資でのイニシャルコストの負担を嫌うこともあって、クラウドサービスへのニーズは確実に高まっている。ベンダー側もこうした動きは当然理解しており、未整備だったSMB市場へのクラウド販売チャネル構築に本腰を入れ始めた。大手3社の動きを追った。(ゼンフ ミシャ、本多和幸)