富士通(山本正已社長)と富士通マーケティング(FJM、古川章社長)は、クラウド対応の中堅・中小企業(SMB)向け販売管理システム「GLOVIA smart きらら 販売」を、10月に提供すると発表した。

 販売、購買、債権債務、在庫管理など、18種類の機能を標準で実装している販売管理システム。開発手順のナビゲーション機能や部分的なプログラムの自動生成機能などを装備した専用開発ツールを通じて、企業独自の業務要件や事業拡大に伴うシステム変更ができる。

 このほか、流通BMSに対応したEDI・EOS連携やFB(ファームバンキング)、EB(エレクトロニックバンキング)などの外部取引先との連携、ウェブ・Faxによる受発注との連携に対応する標準アダプタを用意。ワークフローやSFA(営業支援システム)などの各種業務システムとのデータ連携が容易になる。

 価格は、スタンダード版が1サーバーライセンス150万円から、1ユーザーライセンス5万円から。エントリパックは90万円から。

 両社は、「GLOVIA smart きらら」を中核に、全国500社の富士通パートナーや富士通グループ各社のもつ得意商品と組み合わせたソリューションを提供する方針。業種・業務に特化したエキスパートSEや全国約60ヶ所の富士通、パートナーのデータセンターを活用してサポートする。

 今後は、パートナーのもつソリューションとノウハウをもとに、細業種・業務テンプレートを20種類提供する予定。パートナーの営業活動を支援するために、拡販ツールの提供に加え、これまでFJMで実践してきた投資対効果提案スキルをパートナーと共有する。さらに、定期的な技術交流会を通じて全国のパートナーSEと情報を共有。ニーズを開発ツールやテンプレートに反映させることで、「GLOVIA smart きらら 販売」の導入やカスタマイズに関する品質を向上する。「GLOVIA smart きらら 販売」のパートナー導入・開発技術者は、2013年度までに100名育成する計画を掲げる。今後3年間で1000社への販売を目指す。(信澤健太)

「GLOVIA smart きらら 販売」導入イメージ