IaaSやPaaSなどのクラウド製品の差異化が図りにくくなっている状況にあって、他社クラウドを含めた構築サービスに力を入れて収益の確保を目指すITベンダーが現れている。富士通や日立は、「クラウドインテグレーション」に精通するシステムエンジニア(SE)のプロ集団を育成し、クラウド導入のコンサルティングや導入後の運用サービスなどを中核商材として、クラウド事業の拡大に拍車をかける。調査会社のIDC Japanは、「クラウド向けITサービス」市場は、2017年には5793億円に伸びるとみている。