グーグルは、デジタルホワイトボード「Jamboard(ジャムボード)」の販売を8月8日に開始した。米国では2017年5月に販売を開始しており、日本での発売は14か国目。

 Jamboardは会議の生産性を向上させることを目的にグーグルが独自に開発したクラウド型のデジタルホワイトボード。「G Suite」を構成するサービスの一つとして位置付ける。

 55インチの4K UHD ディスプレイを採用し、付属のタッチペンや消しゴム、指先を使って直感的に描画できる。AIを活用した手書き文字の自動テキスト変換や「AutoDraw」の自動描画機能を搭載。画面上に付箋を貼ることなどもできる。グーグル検索を利用したコンテンツの引用や、「Google ドライブ」への保存・共有、「Google ハングアウト」への画面の表示など、グーグルの各種サービスと連携する。さらに、複数のJamboardをリモートで接続したり、Jamboardアプリを利用してスマートフォンやタブレット端末から同時作業に参加したりすることができる。

 税別価格は、基本サービスの本体が64万円、ソフトウェアライセンスが年額7万7000円。オプションサービスは、キャスター付きスタンドが17万3000円、配送・組み立て・動作確認を提供する「ベーシックサービス」が4万1000円、設置前のコンサルテーションや設置後の導入支援を含む「プレミアムサービス」が18万9000円。本体カラーは、カーマインレッドとグラファイトグレーの2色を用意している。パートナー経由で販売し、国内ではNTTドコモ、サテライトオフィス、ソフトバンク、電算システム、トップゲート、USEN ICT Solutions、rakumoから購入できる。なお、Jamboardの利用にあたってはG Suiteのライセンスが必要になる。

 同日に開いた説明会で、Google Cloudの武市憲司・ストラテジックアカウントスペシャリストは、「クラウドとの高い親和性」「文字認識(OCR)やAutoDrawなどのAI機能」「価格」の3点がJamboardの特徴だと説明。ユーザーの業種などに関わりなく、プロジェクト管理、ブレーンストーミング、情報提供やトレーニングなどさまざまなシーンで活用できると語った。(前田幸慧)
 
リアルタイムのコラボレーションができる「Jamboard」。
Google Cloudの阿部伸一・日本代表は
「現場で働く方々の働き方改革のお役に立ちたい」と力を込める