また、二つの技術と五つの製品についても差別化要素として市場に訴求していく。具体的には、特許取得の高速パケット検査技術「RFDPI(Reassembly-Free Deep Packet Inspection)」と、CPUやメモリを狙った攻撃を検知する技術「RTDMI(Real Time Deep Memory Inspection)」の二つの技術を「一番の売りのテクノロジー」(本富社長)と位置付ける。また、機械学習とサンドボックスを組み合わせてマルウェア分析を行う「Capture ATP」、ソニックウォール製品を管理するクラウドダッシュボード「Capture Security Center」、USBデバイス制御やロールバック機能を持つエンドポイントセキュリティ「Capture Client」、CASB機能を持つクラウドセキュリティ「Cloud App Security」、分散したWi-Fi機器を一元管理する「SonicWave」の五つの製品の販売を強化する考えだ。