法人向けプリペイドカード一体型経費精算サービス「Staple」を展開するクラウドキャストは、Stapleと「Microsoft Teams」とを連携した新サービスをリリースする。経費精算の一連のワークフローをTeams上で完結できるようにし、利便性のさらなる向上を図る。クラウドキャストは新型コロナ禍によって利用が伸びたTeamsとの連携をテコにユーザー数の拡大を目指すとともに、従来のコアターゲットである中小企業だけでなく比較的規模の大きい企業への普及も促進したい考え。マイクロソフト側も今回の連携を、Teamsのプラットフォームとしてのプレゼンスを高める取り組みとして位置付けている。販促面でも協力し、3年で300社の採用を目指す。

 新サービス名は「Staple for Microsoft Teams」。Teams上でStapleの経費承認ワークフローを申請、承認、記録、管理・参照までシームレスに実行できる。チャット機能の利用によって各ワークフローがほぼリアルタイムで処理できるようになり、月末や月初に集中しがちな作業の平準化にも寄与する。TeamsのUIをそのまま利用することから操作も簡単で、「導入時における従業員へのエデュケーションの負担も少ない」(クラウドキャストの星川高志代表取締役)。価格体系はこれまでのStapleと同様で、既存顧客がStaple for Microsoft Teamsを利用したい場合、追加費用は発生しない。
 
クラウドキャスト 星川高志 代表取締役

 販促に向けては、クラウドキャストがキャンペーンを企画しており、導入支援のサービスなどを提供する予定だ。日本マイクロソフトも「セミナーなどマーケティングで協業する」(Microsoft 365ビジネス本部製品マーケティング部の春日井良隆・エグゼクティブプロダクトマーケティングマネージャー)方針だ。