その他

【中小企業が未来を拓くためのIoT・1】「ことづくり」の苦手意識を超える

2022/08/01 10:00

 現在、IoTやDXで金融機関やシンクタンクの営業が増え、IT業界も活気が出ているようにみえる。しかし、経営者によっては、かつてのインターネット商用化の開始直後のLAN化やホームページ制作のブームが頭をよぎるかもしれない。いままで、見えるものを扱う「ものづくり」の体制が優勢であった。そのため、ITやサービスなどの見えないことを扱う「ことづくり」の苦手意識はなかなか払拭できないようだ。実は、その苦手意識を超えて未来を拓くために期待されている技術要素が「IoT(Internet of Things)」である。

今、儲かっているIoTとは?

 IoTは、日本語で「モノのインターネット」と訳され、PCに限らずさまざまなモノがインターネットにつながっていることを意味する。このIoTの国内市場は、2021~26年の年間平均成長率は9.1%で成長し、26年に9兆円に達するといわれている(IDC JAPAN調べ)。21年までは、組み立て製造、プロセス製造、官公庁、公共、小売、運輸がメインの市場であり、IoT/ロボット/AIは、インダストリー分野の3大テーマとして盛り上がっていた。

続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。

(登録無料:所要時間1分程度)

新規会員登録はこちら(登録無料)

会員特典

詳しく見る
  1. 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
  2. メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
  3. イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
    SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
  4. 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!
  • 1

関連記事

【中小企業が生き残るためのIT・3】新しい価値をつくり出す協調体制

【中小企業が生き残るためのIT・2】地域の部品メーカーにまで迫る「CASE」

【中小企業が生き残るためのIT・1】社会が大きく変わる3要素

外部リンク

ITコーディネータ協会=https://www.itc.or.jp/