SRAでGUI開発フレームワーク「Qt」の開発リーダーを務める山田亮介。個性的でこだわりの強い特色あるメンバーが集まるチームを率いている。

中学はバスケット、高校・大学は陸上と、学生時代はスポーツに打ち込んだ。一方で、子どもの頃はゲーム好きで、プレイヤーとして遊んでいたが、高校生のときに独学でゲームを創作、「自分で書いたものが動く達成感」を知る。大学では本格的にプログラミングを学んだ。
卒業後はSRAに入社し、エンジニアとして従事。当初は、学生時代とは異なる環境にプレッシャーを感じることもあったという。「新人でもプロとしてみなされる。大学では“動けばいい”という感覚だったが、プロであるからには、ちゃんとしたものをつくらなければいけない。5年後、10年後、自分はまわりの先輩たちのようになれるのだろうか」。
先輩の姿を追い、一心に技術を磨き続けた。10年ほど前からQtに携わり、現在ではマネージャーとして、チームを率いる立場に。それだけの実績と信頼を積み重ねてきた結果だろうが、本人は「(当時追いかけた先輩たちは)はるかかなたにいて、ずっと追いつけない」と謙虚だ。
とはいえ、「似たような人にはなりたくない。自分にしかできないことが必要」と、自分ならではの強みに重きを置く。顧客とのやりとりにおいては、「“できない”とは言わず、できることを探して、お客様の要望に応える」ことを心がける。また、山田は自身を「頼まれたことは引き受ける」人間だと分析しており、仕事を安心して任せられると周囲も評価している。今度は、頼れるリーダーである山田が、後輩に追いかけられる番だ。(文中敬称略)
プロフィール
山田 亮介
山田亮介(やまだ りょうすけ)
愛知県出身。南山大学を卒業後、SRAに入社。オブジェクト指向言語を使用したライブラリ・アプリケーション開発や、組み込み機器を含む製造業向け製品開発プロジェクトに従事する。2004年よりGUI開発フレームワーク「Qt」専任担当となる。