これまでUNIXサーバーを数多く売ってきたSIerに、市場動向や販売戦略について話を聞こうと取材を申し込んだところ、「いまさらUNIXについて語るべきことはない」と断られたことがある。x86サーバーの性能が向上して基幹システムのサーバーとしても普及が拡大するにつれて、市場シェアを落としているUNIXサーバーは、やがて消えてしまう「終わった製品」なのか。しかし、主要ハードベンダーは、近年もUNIXサーバー関連の新製品を投入するとともに、製品のロードマップを市場に示し、プロモーションも積極的に行っている印象だ。ハードベンダーと日本におけるUNIXサーバーの流通を担ってきた販社の間には、少なからぬギャップがありそうだ。その現実を見越し、UNIXの将来を展望する。(取材・文/本多和幸)