ITベンダーは、2016年の電力小売市場の自由化をにらんで、電力会社向けの提案活動を活発化している。組織を整備し、電力系統を管理する情報システムや競争力を高めるためのコンサルティングなどを訴求して、国内外で「エネルギー×IT」の提案に取り組む。しかし、自由化の詳細が未確定だったり、電力会社の経営状況が芳しくなかったりするので、提案を受注に結びつけることは、そう簡単ではない。どんな切り口が有効なのか──。ITベンダー各社の取り組みを追いながら、提案のシナリオを考察する。(取材・文/ゼンフ ミシャ)