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三菱電機が描く変革に向けたシナリオ 「循環型デジタル・エンジニアリング企業」を目指す

2023/07/20 09:00

週刊BCN 2023年07月17日vol.1977掲載

 三菱電機は「循環型デジタル・エンジニアリング企業」の実現に向け、デジタル領域のアセット強化や、ソリューション提案に注力する姿勢を打ち出している。漆間啓社長CEOは「グループ内外の知見を、融合と共創によって進化させた統合ソリューションとして提供し、幅広い社会課題の解決に貢献することが循環型デジタル・エンジニアリング企業の姿だ」と語る。
(取材・文/大河原克行  編集/齋藤秀平)
 

四つのステップを高度化

 循環型デジタル・エンジニアリング企業とは、顧客から得たデータをデジタル空間に集約、分析するとともに、グループ内が強くつながり、知恵を出し合うことで新たな価値を生み出し、社会課題の解決に貢献する企業のことを指す。漆間社長CEOは「循環型デジタル・エンジニアリング企業は、デジタルを活用し、それぞれのステップを迅速に循環させること」が重要だと説く。

 ここでいうステップとは、▽多様なデータの収集▽顧客の潜在課題・ニーズの把握▽新たな価値の創出▽幅広い顧客への価値の還元―の四つで構成し、三菱電機は、各ステップを循環させて高度化を図る方針だ。

 四つのステップは、まず顧客が利用している三菱電機製のコンポーネントやシステムから、利用時に生まれるデータをデジタル空間に集約する。次にデジタル空間でデータを分析し、顧客の潜在課題やニーズを把握する。そして顧客の潜在課題やニーズを基にコンポーネントやシステム、統合ソリューションを進化させ、新たな価値を創出する。さらに創出した新たな価値を幅広い顧客に還元し、顧客とともに社会課題の解決に貢献する流れになる。
 
漆間 啓 執行役社長CEO

 漆間社長CEOは「三菱電機は、それぞれの事業において、顧客とともにモノづくりを行ったり、プラントの建設や生産ラインの構築を行ったりすることが多い。このつながりの強さを生かし、データを共有することが顧客のメリットになると理解してもらえれば、顧客のデータを活用したビジネスや新たな提案が実現する」と語る。
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