インストールプログラムとオートセミナーが一体化
さらなる認知と販売支援を両立する「EcoCD」を11月初旬提供

■中小規模企業がターゲット　世界初マネジメントウェア

　ネットワークマネジメントを求める声は高く、これまでも各ベンダーから非常に多くの製品が投入されている。しかし、これらの製品のほとんどは、大企業向けとして開発・販売されており、中小規模企業のネットワークマネジメントニーズには応えられなかった。エムオーテックスでは、一般に570万社を超えると言われている国内の中小規模企業に対して、新しいネットワークマネジメントを実現する『LanScope Eco』を投入している。『LanScope Eco』は、グループウェア、コミュニケーション、ワークレポート、資産管理、SFA（Sales Force Automation：営業支援システム）の機能を内包しており、利用者だけでなく「チーム」全体がスキルアップするマネジメントウェアである。

■無料「EcoCD」の活用で導入後すぐに使える

　『LanScope Eco』は、現在ダウンロード販売が行われているが、『LanScope Eco』のさらなる認知と、販売パートナーの販売支援を狙い、『LanScope Eco』の評価版のインストールプログラムと『LanScope Eco』の導入方法や運用までを音声と資料で説明する「Ecoオートセミナー」をセットにしたCD-ROMを作成し、11月初旬から希望者に無料で配布する。

　「Ecoオートセミナー」は、4章構成で成り立っているが、それぞれの章にはさらに細分化した節があり、エンドユーザが知りたい情報が非常にわかりやすくまとめられている。

　同セミナーでは、『LanScope Eco』を活用して利用者自身の成長を促していくことにより、やがてチームワークの向上や企業の成長までつなげられることが説明される。これまで、グループウェアや資産管理、SFAといったツールを導入できなかった中小企業にとって、『LanScope Eco』は、非常に強力なツールとなるだろう。

　さらに、『LanScope Eco』の5つの機能の使い方も視覚的に説明されているため、「Ecoオートセミナー」を見ておけば、導入後すぐに利用することができる。説明のために人手を割く必要がないことから、販売店にとっても顧客企業にとってもメリットのある提案と言えよう。

　この「Ecoオートセミナー」を視聴すれば、たった30分でEcoのすべてがわかる。また、何度でも必要な場所を繰り返し視聴できるので、ユーザ自身が自分の理解度に応じて必要なセミナーを受けることができる。多くの企業では、新しいツールを導入した場合に軌道に乗るまで時間がかかるが、「Ecoオートセミナー」によってその障壁を下げることができる。また、教育へのコストの低減も実現でき、有用なツールだと言えるだろう。

　「Ecoオートセミナー」を受講した後は、『LanScope Eco』の導入・運用がすぐに実現できる。『LanScope Eco』をインストールするには、「LanScope Eco 簡単インストールCD」にある「製品プログラム」ボタンを押せばいい。製品プログラムが展開されて、即座にインストールが始まる。ウィザードに沿って操作すれば、誰でもインストールできるようになる。

　エムオーテックスでは、『LanScope Eco』の販売パートナー「LanScopeEcoパートナー」を募集している。「LanScope Ecoパートナー」になれば、セールス支援やSE勉強会、技術情報などが提供されるプリセールス支援や、セミナーの共同開催などのプロモーション活動など、エムオーテックスの手厚い支援を受けることができる。

　世界初のマネジメントウェアによって、顧客ニーズに応え、新規市場の開拓を狙うエムオーテックス。同社の新しい提案は、顧客企業はもとよりパートナー企業からも支持を獲得し始めている。中小規模企業をターゲットとしたネットワークマネジメント市場の立ち上がりは、マーケットからの期待も大きい。



エムオーテックス＝http://www.motex.co.jp/

（週刊BCN　2007年10月15日号掲載）