「EXPLANNER」のトップ販社
親和性武器に中堅市場のBI市場開拓

 NECグループで、中堅市場向けシステム構築に強いNECネクサソリューションズ。ユーザー企業が安心して情報システムを導入・運用するために、検討からソフトの選定、導入、そして運用までを独自の仕組みとツール、ショールームなどを活用して、手厚くサポートする。そのことで、顧客から信頼感を得ているのが強さの秘密だ。

 ERP構築サービスがとくに得意で、顧客の多種多様な要望に柔軟に応えるために、複数メーカーのERPを操り導入・運用する技術力を持つ。NECの「EXPLANNER」を中心に、インフォべックの「GRANDIT」やSAPジャパンの「SAP Business One」も担いでおり、複数の製品でトップの販売実績を持ち、ERPの納入先は1000社を超える。

 NECネクサソリューションズが今、ERPの更なる活用のために拡販に力を注ぐのが、BI(ビジネス・インテリジェンス)だ。「ERPや各システムで生成されたデータを有効活用する、経営に生かすためのソリューション」(高崎充弘・第二マーケット事業本部長代理兼エンタープライズソリューション第五事業部長)と位置付けているからだ。

 BIソリューションの開発では、ウイングアークテクノロジーズやSAPジャパン、マイクロソフトなど、ERP構築サービスと同様に、複数メーカーの製品を取り扱う。そのなかでも「EXPLANNER」と相性が良いツールとして販売するのが、日本オラクル製BIツール「Oracle Business Intelligence Standard Edition One(Oracle BI SE One)」だ。

 「EXPLANNER」がオラクル製品をベースに開発していることで親和性が高い点がその理由だが、「中堅市場向けに最適化された設計・機能であることと、他のBIツールに比べて安価な点、そしてテンプレートとして活用し付加ソリューションを柔軟に組み合わせられる」(高崎氏)ことにメリットがある。

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 「中堅市場でBIツールを導入・活用しているケースはまだ稀な状況。ビジネスチャンスは多い」と高崎氏はみている。使い勝手や操作を実際に試すことが可能なNECネクサのショールーム「Walk In Solution Center」で展示するほか、セミナーの開催などで集客し、BIソリューションを中堅市場に広げようとしている。