ラネクシーは、統合ログ管理ソフトウェア「MylogStar(マイログスター)」の最新バージョン「MylogStar 2.5」を3月5日に販売開始する。

「MylogStar 2.5」でログ活用の付加価値提供

市場開発本部
新潟開発センター
穴沢幸二部長
 同社の市場開発本部 新潟開発センターの穴沢幸二部長は、「ログ管理ソフトウェアについては、情報漏えいの証跡保存をはじめ、万一、事件・事故が発生した場合の原因究明や内部統制強化、IT資産管理など求められるようになり、ニーズが多様化していることから、当社もこういったキーワードを前面に押し出し、製品を拡販しています」と実状を説明する。

 「MylogStar」は、業界最多クラスとなる15種類のPC操作ログを取得することが可能であり、高いログ収集精度をもつのが強み。前製品の「ALL Watcher」と併せて1200社への導入実績がある。

 これまで「MylogStar」では、ログ管理プロセスである、「ログの収集、保存、分析」のうち、分析・レポート機能に関しては、別途有償オプションとして提供してきた。今回提供を開始する「MylogStar 2.5」では、次のバージョンへの布石として、ログデータの分析・レポートを行う「Analysis Option(アナリシスオプション)」、PC資産情報を収集する「Inventory Option(インベントリオプション)」、スタンドアロンPCのログデータを統合管理する「Porter Option(ポーターオプション)」を標準装備として無償提供する。これにより、ログの収集から分析まで、ワンストップでPDCAを回していける製品を実現した。「Analysis Option」のレポートはカスタマイズして追加可能で、経営層から情報システム担当者まで、独自の視点でログを分析できる。

 また、最新OSやユーザー認証システムとのシームレスな連携など、対応環境を拡張し、2009年10月に販売を開始したマイクロソフトの最新OS「Windows 7」、「Windows Server 2008 R2」、仮想化環境を実現するヴイエムウェアの「VMware vSphere 4.0」とマイクロソフトの「Hyper-V 2.0」をサポートした。これにより、エージェントプログラムが仮想OS上でも正常に動作し、操作ログを取得することが可能になる。ログはスケジュール化してCSVで自動出力し、それをBIツールなど、ほかのアプリケーションで取り込んで活用できる。

 従来、セキュリティは「保険」であり、それ自体が価値を生み出すものではなかった。この点について穴沢部長は、「MylogStarは競合とは一線を画す、唯一のソフトウェアを目指したいと思っています。今回分析機能を標準提供し、今後は高い収集能力を武器に、分析機能も強化していくことで、ユーザーや代理店に対しても『ログの活用』といった観点から新たな付加価値を提供できます」と、製品に対する自信を表明している。