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<Windows Server 2012 特集>CA Technologies 国内市場で圧倒的なNo.1シェア 「ハイブリッドなデータ保護」を実現

2012/11/19 19:55

週刊BCN 2012年11月26日vol.1458掲載

 バックアップ/リカバリソリューション分野のWindows市場シェアで国内トップに君臨するCA Technologies。データ保護ソリューション「ARCserveシリーズ」を、2013年3月末までに「Windows Server 2012」と「Windows 8」に順次対応させていく。“ハイブリッドなデータ保護”を掲げる「ARCserveシリーズ」は、あらゆるデータをさまざまな方法で適切な場所に保管・リストアできることが大きな特徴だ。

事前検証で、安定・安心を提供

江黒研太郎
事業部長
 「Windows Server 2012」と「Windows 8」への具体的な対応は、まずWindows Server 2012で大幅に強化された仮想化機能「Hyper-V」への全面的な対応だ。また、破損ファイルの自己修復機能を強化したファイルシステム「ReFS(Resilient File System)」をARCserveに取り込む。そしてクライアント側をWindows 8に対応させる。

 データマネジメント事業部長の江黒研太郎氏は、「当社とマイクロソフトとは三十年来のパートナー。サポート面でもマイクロソフトの専任部隊をもっており、CA製品の75%はマイクロソフトに対応している」と説明したうえで、「当社は、単に技術的にOSに対応するだけではない。開発チームに対する投資のうち、安心・安全の追求に多くのリソースを割いて、しっかりとした事前検証を行い、システムとして安定し、安心して使用できる環境づくりを何より重視している。それがシステムの安定運用を求めるお客様から高く評価され、強く支持されている理由」と強調する。

 実際、製品自体に対する評価はもちろんだが、サポート体制に対するユーザー企業やパートナー企業からの評価も高い。これは、日本サイドの声がダイレクトに米国本社へと届き、いち早く製品やサービスに反映されるためだ。その結果が、日本のバックアップ/リカバリソリューション分野のWindows市場で58.7%という圧倒的なNo.1シェア(ミック経済研究所調べ:2010年度)という実績に現れている。

 Windows Server 2012の登場による市場の変化としては、クラウド・ストレージに対するユーザーの期待がより大きくなると江黒部長はみている。「これから続々と実装が進む。同時に、仮想ストレージの活用も普及していくと考えている。こうしたニーズに当社としてもいち早く対応するとともに、全社一丸となってパートナーの販売をサポートしてきたい」と力を込める。

「ARCserve」の販売が好調

 国内で高い実績を誇る「ARCserve」は、ディスクベースのイメージバックアップ「ARCserve D2D r16」をはじめ、マルチOSのバックアップ「ARCserve Backup r16」、レプリケーションの「ARCserve Replication/High Availability r16」を揃える。これら製品群の特徴は、各製品の組み合わせによって「ハイブリッドなデータ保護」を実現することだ。テープバックアップやディスク・スナップショット、レプリケーション・ハイアベイラビリティ機能を組み合わせ、物理サーバーや仮想サーバーをローカルにバックアップするだけでなくクラウド上に保管することもできる。また、求められる復旧ポイント、復旧時間に見合った適切なデータ保護方法の選択も可能だ。万一の際に確実なデータ保護と迅速なデータ復旧を実現し、コストパフォーマンスも高い。「ユーザーは、初期投資を抑えるためポイントソリューションを選択しがちだが、必要となる機能を追加する場合、意外とコストがかさむ。だが、ARCserveは将来的に必要となる機能を網羅しているので、追加コストが不要。そこにハイブリッドなデータ保護の強みがある」と、江黒部長はアピールする。

 最近の傾向として、トラブル発生時に自動で運用が切り替わる「ARCserve High Availability」が伸びているという。これは、東日本大震災で実際にレプリケーション環境での切り替えを体験したユーザー企業が求めたほか、万が一の時に自動で切り替えできることの利便性を認識したユーザー企業が増えているからだという。

 また、SMB市場では「ARCserve D2D」が非常に好調。前年同期比(7-9月)で164%もの伸びを記録するなど、ARCserveシリーズ全体でも販売は継続して好調という。

 江黒部長は、「現在、官公庁関係で新規の大型案件が進行中ということも含めて、大きな成長が期待できる」と自信をみせる。

ARCserve r16 シリーズの災害対策ソリューション

(写真/津島隆雄)
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外部リンク

CA Technologies=http://www.arcserve.com/jp/