NTTデータ ウェーブ(羽生田文晴社長)は、5月13日から15日まで開催されたIT見本市「2015 Japan IT Week 春」内の「第6回クラウドコンピューティングEXPO」(主催:リード エグジビション ジャパン)で、ワークフローソリューション「WAVE225®」の新たなラインアップとして、新製品「WAVE225® 稟議」を公開した。NTTデータ ウェーブがJapan IT Weekに出展するのは今回が初となる。

WAVE225®の営業担当と開発部隊のメンバー

 WAVE225®は、NTTデータ ウェーブの持つ豊富な構築実績をもとに開発された旅費・経費精算などの間接業務を効率的に行うためのワークフローソリューションである。NTTデータ イントラマートのシステム共通基盤「intra-mart Accel Platform」に対応しており、基幹業務システムのフロントエンドで動作する。WAVE225®はカスタマイズが容易なことから、企業内で取り扱うさまざまな伝票や申請データに対して柔軟に対応することができる。
 

2015 Japan IT Week 春でのNTTデータ ウェーブのブース

 NTTデータ ウェーブは今回、WAVE225®の新たなラインアップとして、Japan IT Weekへの出展にあわせ販売を開始した「WAVE225® 稟議」を展示した。WAVE225® 稟議は、フォーム入力によって電子的に申請された稟議書をPDF形式で表示できるのが特徴で、決裁者は稟議書に付箋やマーカーを付けて申請内容に図1の通りアノテーション(コメント追記)を加えることが可能。またユーザー独自の入力項目を簡単に定義できるほか、代行入力機能(図2)によって、稟議書作成効率が大幅にアップする。また紙の稟議書の柔軟性を残しつつ、審査フローや書式の定型化を図り、稟議プロセスの効率化を実現するとしている。
 

紙の稟議書の柔軟性を電子稟議でも実現する新製品「WAVE225® 稟議」

図1:アノテーション(コメント追記)
 

図2:代行入力業務フロー

 既に電子稟議の仕組みを導入している企業も多いが、NTTデータ ウェーブでは、経費精算や稟議などワークフローが関係するさまざまなシステムが、個別に導入されているケースが少なくないことに注目。社内のさまざまなワークフローをWAVE225®上に統合することで、運用コストの削減や使い勝手の向上を図れるとし、この点をメリットとして従来の稟議ソリューションからの置き換えを提案していく。
 


 また、WAVE225®は導入ユーザーにソースコードが公開される納入形態になっている。これにより、ユーザー企業のシステム部門や、導入を担当するSIerが自由にカスタマイズを加えることができるほか、いわゆる「ベンダーロックイン」の状態に陥る心配がない。

 WAVE225®は、毎月大量の伝票や申請をカスタマイズされた画面で処理したい大規模ユーザーをはじめ、ほとんどカスタマイズなしで短期間・低コストで導入したいユーザーにおいても多くの実績がある。また、既にintra-mart Accel Platformを使用している企業であれば、WAVE225®をよりスムーズに導入できるため、NTTデータ ウェーブはintra-mart取り扱いパートナーと連携して、企業システムの共通基盤への統合を提案・推進していく。