OKIデータは2月、A3カラーLEDプリンターの新製品「COREFIDO EX」モデルを発売した。「C844dnw」「C835dnw」「C835dnwt」の3機種をラインアップし、最大の特長は、業界初となる「7年間無償保証」および「メンテナンス品7年間無償提供」だ。COREFIDO EXを開発した背景や販売戦略、そして今回強化されたポイントについて、同社の東潤一郎・取締役国内営業本部長に聞いた。

パートナーとのさらなる協業で市場開拓を加速

OKIデータのプリンターだからできる
“高い信頼性”に基づく長期保証


 オフィスでの利用はもちろん、流通・小売り・医療などのインダストリー分野での利用においても、プリンターには「長期安定稼働」が求められている。OKIデータの調査では、「装置が壊れるまで使用する」と答えた顧客※1が78%、「6年以上使用したい」と答えた顧客※2が52%に上る。特に特定業種における長期保証ニーズが顕在化しており、自治体や教育市場の入札案件では、6~7年の保守費用が条件に含まれることもある。
 
東 潤一郎
取締役 国内営業本部長

 LED方式にこだわり開発を続けてきたOKIデータは、1981年に卓上型LEDプリンターを世界で初めて商品化し、96年には世界最小のモノクロページプリンターを発売した。また、2008年には、業界初となる5年間無償保証のビジネスLEDプリンター「COREFIDO(コアフィード)」を発表。11年には、メンテナンス品5年間無償提供を追加した「COREFIDO 2」を、そして15年には、さらにダウンタイムを低減した「COREFIDO 3」の販売を開始している。

 東取締役は、「OKIデータのプリンターの強みは高い信頼性であり、その強みを生かすことができる5年間無償保証を開始した。5年間無償保証は、顧客にメリットがあるだけでなく、販売パートナー様にも大きなインパクトがある。まずは1度使ってみようという顧客が多く、実際に使ってみたら5年経ってもまだ使えることを実感していただき、高く評価されている」と胸を張る。

 購入から5年経過時点での5年間継続利用率は95%で、顧客満足度も95%に上る(OKIデータ調べ)。東取締役は、「今後も、オフィス市場では、COREFIDOの長期保証と消耗品ビジネス獲得を軸に、販売パートナー様との協業をさらに強化する。また、インダストリー市場では、システム系チャネル(SIer)の開拓により、特定業種の顧客を拡大する。販売パートナー様には、提案しやすい商材として、ぜひ長期無償保証のプリンターの良さを知ってもらいたい」と話す。
 
長期利用できるプリンターに対する市場のニーズは高まっている

リリースから10周年を迎えて
さらに飛躍したCOREFIDO EX


 昨年、リリースから10周年を迎えたCOREFIDOブランド。19年、さらなる飛躍を目的としたOKIデータのチャレンジが、A3カラーLEDプリンターの新製品、COREFIDO EXの発表である。最大の特長は、無償保証期間をさらに延長した7年間無償保証、およびメンテナンス品7年間無償提供の実現だ。

 なぜ今、7年間無償保証なのか。その理由について東取締役は次のように語る。「長期保証による安心感のさらなる醸成とコスト削減による“お客様満足の最大化”、他社には追随できないサービスによる“さらなる差別化と市場優位性の拡大”、さらにプリンターメーカーとしての“自信と品質、技術へのコミットメント”。この三つが7年間無償保証、およびメンテナンス品7年間無償提供に至った理由だ」

 COREFIDO EXの新A3カラーLEDプリンター「C844dnw」「C835dnw」「C835dnwt」で強化されたポイントは、「内部設計・部品を見直すことで実現したさらなる長期安定稼働」「クイック性・省エネ性」「耐水紙、薬袋、短冊のしなど多様な用紙への対応」「トレイやタッチパネルなど細部までこだわったユーザビリティー」の4点だ。以前から続く「世界最小の設置スペース」というコンパクトさを継承したまま今回の数々の性能および機能強化を実現した。こうした強みを携え、「世界一売れるA3カラープリンター」を目指すという。

 東取締役は、「LED方式の良さをいかに生かすかが、OKIデータのモノづくりの原点。その一つがコンパクトであることで、世界最小のモノクロページプリンターを開発した歴史もある。LED方式は、レーザー方式に比べ、駆動部分が少ないので耐久性が高いプリンターを実現できるのも特長の一つ。LED方式の良さを究極に実現したのがCOREFIDO EXだ。1度使ってもらえれば、その良さを必ず実感してもらえるはずだ」と力を込める。