ニュータニックスのハイパーバイザー「AHV」とシトリックスのデスクトップ仮想化ソリューション「Citrix Virtual Apps and Desktops(旧称: XenApp and XenDesktop)」を組み合わせた「Citrix on AHV」で、商機をつかむ機運が高まっている。特に、西日本で需要が増えており、すでに数多くの導入実績がある。オンプレミスからクラウドへのシフトが検討される流れもある中で、西日本ではオンプレミスでのCitrix on AHVが“VDIに最適なインフラ”と認識されつつある状況だ。そこで、西日本で活躍する、ニュータニックス・ジャパンとネットワールドの技術担当キーマンに話を聞いた。
全国初の「Citrix on AHV」
――これまで、どのような案件に携わってきたのですか。
水田 2016年に、全国初となるCitrix on AHVの導入が関西でありました。そのときは前職であるシトリックスの社員として携わったのですが、少数の管理者でVDI環境とそのインフラのどちらも管理する必要があるお客様にとっては、最適な組み合わせだと手応えを感じていました。これを皮切りに西日本で同様の組み合わせによる導入が増えており、非常に印象深い事例です。現在では数千ユーザー規模のお客様においてもCitrix on AHVをご採用いただいています。この組み合わせでは、ストレージの性能に起因するパフォーマンス不足問題や拡張の難しさ、トラブル時の切り分けの難しさといった、VDI環境にありがちな課題を解決できるため、利用者だけではなくIT管理者に対してもメリットが大きいソリューションといえます。
ニュータニックス・ジャパン
水田裕介
Senior Systems Engineer
大阪を拠点に西日本のVDI案件を主に担当し、パートナーへの技術支援なども行っている
濱崎 ある導入事例をきっかけに、Citrix on AHVが浸透するという流れが多々ありました。今まさに、提案している段階の案件もあります。
ネットワールド
濱崎申嘉
SI技術本部 西日本技術部 ソリューション1課 係長
シトリックス製品とネットワーク関連をメインに、西日本で現場回りや提案を手掛ける
土田 私の担当したXenApp on AHVの案件では、ニュータニックスによる統合管理の実現や拡張性の高さという点が、お客様から評価を得ています。
杉本 VDIをスモールスタートで導入し、拡張していくという案件を担当しました。そのお客様は、Citrix on AHVによるプロジェクトの成功実績を得られたことで、グループ会社に横展開するという話が進んでいます。
ニュータニックスのハイパーバイザー「AHV」とシトリックスのデスクトップ仮想化ソリューション「Citrix Virtual Apps and Desktops(旧称: XenApp and XenDesktop)」を組み合わせた「Citrix on AHV」で、商機をつかむ機運が高まっている。特に、西日本で需要が増えており、すでに数多くの導入実績がある。オンプレミスからクラウドへのシフトが検討される流れもある中で、西日本ではオンプレミスでのCitrix on AHVが“VDIに最適なインフラ”と認識されつつある状況だ。そこで、西日本で活躍する、ニュータニックス・ジャパンとネットワールドの技術担当キーマンに話を聞いた。