ソレキアは、現行の3階層VMwareベースのシステムを高可用性/高性能のシステムに更改したいという製造業の求めに応じて、PRIMEFLEX for VMware vSAN(PRIMEFLEX)を提案。富士通のワンストップサポートサービスを活用して、3ノード構成のシステムを2017年12月に稼働させた。増設や新規にシステムを追加し現在では、計7ノードがその製造業で日々の業務に使われている。

 ソレキアは、テクノロジー・プロダクツ、ICTソリューション、サービス・インテグレーション、インフラサービスの4つの事業に携わるIT企業。そのソレキア東日本支社が取引を続けている顧客の1社が、長野県にある製造業。東日本支社第二営業統括部長野支店の小倉澄氏は、「こちらのお客様は、VMwareベースの3階層システムを使っていたが、リース切れに伴う更改の際に可用性と性能が高いシステムへの乗り換えを望んでいた」と振り返る。
 
小倉 澄
東日本支社 第二営業統括部
長野支店

 そこで、ソレキアはPRIMEFLEXを17年5月に提案。顧客はVMwareの安定性にかねてから信頼を寄せており、それと同じVMware環境のままで移行できることを評価して採用が決定した。契約・発注から本稼働までの期間は約3カ月。17年12月に最初の3ノードが稼働を開始した。

 稼働後も、顧客メーカーでのシステム拡張は続いた。小倉氏は、「最初の3ノードについては、スケールアップを目的として、ディスクとメモリの追加を実施し、さらに、ノードを追加してスケールアウトさせた。富士通の技術情報が豊富なこともあって、スムーズに増設でき、導入前に考えていた拡張性の容易性という部分は期待通りだった」という。

 ソレキアにとっては初のHCI案件であったが、提案時には富士通が提供する商談支援部門の協力を得られ、導入後はワンストップのサポートサービスを活用することで、提案~構築~拡張という一連の作業がスムーズに進んだ。「PRIMEFLEXの設定を富士通の工場で実施するため、SEの工数が減り、納期も短縮することができた」と小倉氏。担当SEは、「不明点について親切に教えてもらえたことと、東京・浜松町の検証センター(DTC)を使ってお客様の実データで事前に検証できたことが、短期間での導入とその後の安定稼働につながった」と評価する。

 製造業への導入が成功裏に完了したことをうけて、ソレキアは他の顧客に対しても魅力的な商品になるはずと期待しており、PRIMEFLEX提案を積極的に進めている。小倉氏は、「PRIMEFLEXは営業でも簡単に構成が組めるほか、教育についてもさまざまなコースが用意されているため、若手のSEが対応できる準備は整っているという点でも、拡販できることに期待している」と強調する。