Microsoft Azure Stack HCIに対応したHCSで
高いコストパフォーマンスとシステム運用のシンプル化を実現
NECは4月15日、HCI専用モデル「NEC Hyper Converged System(HCS)」で「Microsoft Azure Stack HCI」に対応した製品「NEC Hyper Converged System for Microsoft Azure Stack HCI」の販売を開始した。中堅・中小企業のHCI導入促進とSIerの工数削減に大きく貢献していく。
今回、NECが新製品として発売した「NEC Hyper Converged System for Microsoft Azure Stack HCI」は、Windows ServerベースのHCI専用モデルだ。Windows Server 2019 Datacenterライセンスのみで構成されており、必要なソフトウェアが全て含まれているため、高いコストパフォーマンスでのシステム運用が可能になる。最小構成は2ノードで、業務負荷増大やワークロード追加に伴って拡張できるため、余分なリソース設計をすることなく、導入コストを最小限に抑えることができる。
「2ノードエントリHCIモデルは、小規模仮想化統合に最適なモデルです。1ノード/1Uタイプのスタンダードモデルを積み上げたケースとの比較で、導入コストは約61%オフの298万円(2ノード分。Windows Server OSライセンス含む)に設定しました。これは、シンプルな構成でハードウェアの価格を抑えた専用モデルと、Microsoft社とのアライアンスによる小規模向けOSライセンス採用で実現したものです。NECでは厳しい製品検証を行っていますので、価格を抑えつつも信頼性は確保しています」と島田マネージャーは強調する。
Microsoft Azure Stack HCIに対応した今回の新製品は、新たな働き方への動きが求められる今後のIT環境にも大きく役立つ。ビジネスを支えるIT基盤の運用管理部門では、テレワーク導入が進む半面、トラブルが発生した際サーバー室にすぐに駆け付けることができないなどの状況も発生している。「今後のIT環境では、職人的なスキルを持った特定の個人に依存しない、『誰でも運用管理ができる環境づくり』が求められています」と山本主任。
Microsoft Azure Stack HCIに対応したHCSで
高いコストパフォーマンスとシステム運用のシンプル化を実現
NECは4月15日、HCI専用モデル「NEC Hyper Converged System(HCS)」で「Microsoft Azure Stack HCI」に対応した製品「NEC Hyper Converged System for Microsoft Azure Stack HCI」の販売を開始した。中堅・中小企業のHCI導入促進とSIerの工数削減に大きく貢献していく。