アクロニスのクラウドセールスマネージャー、古舘與章氏は「モノ売りからサービス提供へのビジネス転換をサポートするアクロニスのエンドポイント統合管理」をテーマに講演した。

クラウドセールス マネージャー 古舘與章氏

 古舘氏は、「ニューノーマル時代となり、IT業界の売り手と買い手の要件も変わる」と強調する。テレワーク環境の増加で、ユーザー企業のエンドポイントとエッジデバイスが脅威にさらされる機会が増加、従来型対策では脅威に対応できず、複数対策を導入すれば管理が複雑化しコストも増加するため、新たな包括的対策が求められている。

 一方、SIerも駆けつけ保守の必要性が問われ、需要減によってモノ売りからサービス提供へとビジネスの転換が迫られている。モノ売り、駆けつけ保守からの脱却には、PCやサーバーをクラウドでリモート管理し、バックアップ、セキュリティ、遠隔デバイス管理を一括提供することで駆けつけ回数を減らし、保守サービスの付加価値向上を目指すべきだという。

 この変化に対応するソリューションが、5月に国内リリースしたエンドポイント統合管理サービスプラットフォーム「Acronis Cyber Protect Cloud」だ。

 セキュリティ対策では、バックアップ、データ保護、アンチウイルス、アンチマルウェア、ランサムウェア対策を包含し、Windows Updateやパッチ管理・配布にも対応する。運用管理では、リモートデスクトップ、リモートワイプを含むデバイスの遠隔管理が可能だ。

 古舘氏は、「SIer、サービスプロバイダーの方々によるフルマネージドサービスでの提供に加え、エンドユーザー企業によるセルフサービスの提供など、柔軟に対応できる」としている。

 セキュリティ機能では、アンチマルウェア機能を大幅に拡張したほか、既存のアンチウイルスとも併用が可能。また、セキュリティ機能とバックアップ機能との完全な統合によって、効率的な自動保護を実現した。

 Acronis Cyber Protect Cloudは、アクロニスが5年前から提供して豊富な実績を誇るクラウドサービスプラットフォーム「Acronis Cyber Cloud」上のサービスの一つ。Acronis  Cyber Cloudの他サービスと組み合わせたクロスセル、アップセルによって、ユーザーやデバイス、データ容量を増やしていけば、SIerの安定したビジネス拡大に寄与でき、顧客満足も高められる。

 「Acronis Cyber Cloudの大きな特徴はホワイトラベル型SaaSであること。Acronisブランドでの提供だけではなく、SIerの方々がサービス名、メニュー、提供価格を自由に設定して自社ブランド化ができ、100社100通りのサービスが実現できる」とアピールした。