日本HPのセッションには、クライアントソリューション本部の松本英樹氏が登場。ハイブリッドワークに突入した企業の生産性向上施策として、2020年の企業動向を振り返りつつ、最新のコラボレーションデバイスを紹介した。

日本HP
クライアント ソリューション本部
マーケティングマネージャ
松本英樹氏

 講演前段で松本氏は、同社が2020年5月と11月に従業員数1000人以下の国内企業500社を対象に実施した調査結果を紹介した。在宅勤務の実施状況については、「2020年に在宅勤務制度を開始し実施中」という企業が5月で51%、11月に9%と揺り戻しがきているが、「コロナの再流行でまた在宅勤務に戻るというハイブリッドワーク型になっている」と解説する。

 その中で多くの企業が従業員の在宅環境整備を積極的に支援する動きがみられたが、「在宅勤務の従業員が求めている製品・サービスと、実際に企業が導入したものとでギャップがあった」という。特に従業員からの要望が多かった製品として、軽量モバイルPC、Wi-Fiモバイルルータ、大画面モニターを挙げた。

 通勤再開に向けたオフィス環境整備の項目では、複数人でのリモート会議対策として「会議室にオンライン会議専用システムを導入した/する」との回答が、5月回答の25%から11月には一気に53%まで急増していることをピックアップ。

 こうした現状を松本氏は、「新しい生活様式が半ば強制的に始まったものの、フィットする製品やソリューションが不足している」とコメント。その部分を埋める解決策として、コロナ禍になってから引き合いが増えている新製品やソリューションを紹介した。

 まず、テレワーク向けに設計されたモバイルPC「HP Elitebook x360 1040 G7」。ボタンを押すとカメラをオフにできる機能や家庭の生活雑音をAIが判別して自動遮断する機能、360度の全方位マイクを搭載し、自宅でのWeb会議のほか、複数人が参加する会議室での会議にも1台のPCで対応できるという。出先のカフェなどで便利な高速充電機能や、米国政府の調達基準に準拠する高度なセキュリティ機能を実装していることも強調した。

 ほかにも、設計者やクリエーターが自宅からリモートでワークステーションを利用できる「HP ZCentral」や、Microsoft TeamsやZoomの会議室用ライセンスをプリインストールした専用端末「HP Elite Slice G2」と「HP EliteOne 800 G6 AiO コラボレーションモデル」、ビデオ会議に最適なWebカメラ内蔵モニター「HP Elite Display」などハイブリッドワーク向けの製品群を紹介した。

 なお、当日紹介された製品情報や講演資料は、日本HPのWebサイト(https://hp.com/jp/bcnc20)を参照してほしい。