一方、コロナ禍以降のテレワークには、リモートでも社内と遜色なく業務をこなせることが求められている。メールやファイルサーバーへのアクセスはもちろんだが、会社のPCを自由に操作できる「リモートデスクトップ」へのニーズは多い。これに応える製品がリモートデスクトップ「Splashtop for CACHATTO」だ。
販売強化を進めているのが地方自治体だ。昨年11月に自治体向け閉域接続リモートアクセスサービス「CACHATTOリモートデスクトップ for Government」の提供も開始している。同製品は、キャリアの提供する閉域接続サービスを介して、外部の専用端末から庁内のLGWAN接続系セグメントにある業務PCへの安全なリモートデスクトップ接続を提供するものだ。
「昨年5月に総務省が自治体情報セキュリティ対策の見直しを発表し、インターネット接続系セグメントを介したリモートアクセスも適応できるようになった。画面転送による接続で端末に情報を残さないこと、多要素認証によるログイン、通信経路の暗号化で認証・改ざん検知の仕組みを持つといった各種要件を、Splashtop for CACHATTOは全てクリアしている。その強みを生かして、パートナーと共に販促活動を強化する」という。