そのためのエンドポイントセキュリティソリューションとして浅川氏が紹介したのが、完全SaaS型の「Trend Micro Apex One SaaS with XDR」。従来型アンチウイルスと次世代型アンチウイルス(NGAV)の両機能に加えて、EDR(同社ではXDRと称する)やリスクの可視化/ゼロトラストもカバーしているのがポイント。オンプレミス版Trend Micro Apex Oneの既存ユーザーの場合は、オプション製品「XDR: Endpoint and Server」を組み合わせれば同等の構成になる。
機能面でのApex One SaaS with XDRのポイントは、未知のマルウェアについてもAI/機械学習型検索によって統計的判断ができること。システム環境全体を可視化することができ、改正個人情報保護法(2022年4月施行)への対応に必要な機能も備える。