iboss Japanのセッションには、カントリーマネージャの小林容樹氏が登壇。「iboss SASEグローバル拠点の展開例 グローバル拠点を持つ組織でのiboss Zero Trust SASE展開」と題して講演した。
iboss Japan
カントリー マネージャ
小林容樹氏
クラウド時代のセキュリティー対策として普及が進むSASE。ただ、“個別機能の寄せ集め”のものは使い勝手に難があり、効果もあまり期待できない。「経営層がSASEに求めているのは『複雑性低減』『脅威低減』『人材不足対応』『コンプライアンス強化』の4点だ」と小林氏。統合型SASEプラットフォームの「iboss Zero Trust SASE」なら、完全なSASEソリューションとして、経営層のニーズに応えられるとアピールした。
iboss Zero Trust SASEの3大機能として、小林氏は「ZTNA」「SSE」「SD-WAN」を挙げる。ZTNAはVPNなしにセキュアなプライベートアクセスを実現する機能で、VPNの脆弱性に起因するセキュリティー事故を避けられるという利点がある。iboss Zero Trust SASEのものはZTNAの業界標準であるNIST SP 800-207に準拠しているから、コンプライアンス確保も容易だ。SD-WANは、iboss Zero Trust SASEに2024年に追加された機能で、複数のWANを仮想的に統合したセキュアなネットワークを実現する。
このような特徴を持つiboss Zero Trust SASEは、グローバル企業のビジネスも支えている。