オンデマンドは新たな次元へ 対応業務ソフトを100種類に


インフォメーション・ディベロプメント(ID) 社長 舩越真樹
取材・文/谷畑良胤
撮影/馬場磨貴
撮影/馬場磨貴
週刊BCN 2006年04月03日vol.1132掲載
アウトソーシングなどを手がける情報サービス業のインフォメーション・ディベロプメント(ID)は、一時期の低迷を脱し、再浮上に向けた体制を整えた。今年1月に就任したばかりの舩越真樹・新社長は「準備期間は終えた。今後の当社の成長は『人間力』がカギとなる」と、早速、成長の青写真を描く。06年度から始まる新中期経営計画では、川上から川下までを網羅する「BOO(ビジネス・オペレーションズ・アウトソーシング)」戦略を推進し、幅広いビジネスを展開。コア事業を軸に、安定した利益確保を目指す。
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Profile
舩越 真樹
(ふなこし まさき)1959年8月生まれ、鳥取県出身。46歳。83年3月、慶應義塾大学商学部卒業後、同年4月、千代田火災海上保険(現・あいおい損保)に入社。95年4月、インフォメーション・ディベロプメント(ID)に入社し、同年6月に取締役就任。その後、97年6月に常務、98年6月に専務、03年7月に副社長へと昇格。同年10月には業績不振の責任を取り、いったん専務に退いたが、05年7月に再び副社長に。06年1月には、社長に就任した。水彩画とジョギングを趣味にするアウトドア派である。
Company
会社紹介
同社は、前社長である尾眞民・現会長が、コンピュータの高度利用に向け広範な技術サービスの提供を目的として設立。独立系情報サービス会社として、金融向けITアウトソーシングを主力に幅広いITサービスを提供している。98年11月には、ジャスダックに株式上場した。
現在、事業別の売上構成比は、「ITアウトソーシング」が全体の約45%、「SI」が約35%を占めている。最近では、ソフトウェア開発から、保守・運用、コールセンター業務受託までのサービス領域を扱う「BOO(ビジネス・オペレーションズ・アウトソーシング)」戦略を推進。川上から川下までのビジネスを展開している。
2004年度(05年3月期)の連結決算は、売上高が前年比1.6%増の113億7800万円であったものの、営業利益は外注費の増加などが影響して同12.0%減の5億5000万円と大幅に減収。05年度(06年3月期)はV字回復し、増収増益になる見込みで、7億3000万円の営業利益を予想している。今年1月1日に就任した舩越真樹・新社長は、06年度から3か年の中期経営計画を示し、営業利益率6-8%を継続的に確保することなどを打ち出した。
現在、事業別の売上構成比は、「ITアウトソーシング」が全体の約45%、「SI」が約35%を占めている。最近では、ソフトウェア開発から、保守・運用、コールセンター業務受託までのサービス領域を扱う「BOO(ビジネス・オペレーションズ・アウトソーシング)」戦略を推進。川上から川下までのビジネスを展開している。
2004年度(05年3月期)の連結決算は、売上高が前年比1.6%増の113億7800万円であったものの、営業利益は外注費の増加などが影響して同12.0%減の5億5000万円と大幅に減収。05年度(06年3月期)はV字回復し、増収増益になる見込みで、7億3000万円の営業利益を予想している。今年1月1日に就任した舩越真樹・新社長は、06年度から3か年の中期経営計画を示し、営業利益率6-8%を継続的に確保することなどを打ち出した。