樋口泰行氏がマイクロソフトの日本法人トップに就任したのは、2008年4月。このときすでに、国内のIT産業の停滞は顕著で、半年後にはリーマン・ショックが起こる。それでも日本マイクロソフトは、2011年度、2012年度と連続して、主要先進5か国で最も高い業績を上げた。45歳の若さで日本ヒューレット・パッカードの社長に抜擢された経歴をもち、法人向けITビジネスに精通した同氏の改革が、日本マイクロソフトを変えたのだ。そして今、時代はクラウドへ。「サービス&デバイス」を掲げ、新たなビジネスモデルへの転換を図るマイクロソフトが、日本市場で何をなそうとしているのか。樋口氏の視線の先を追った。