“今日の仕事”の深堀りで“明日の仕事”が始まる


ACCESS 代表取締役社長 最高経営責任者(CEO) 兼子孝夫
取材・文/畔上文昭
撮影/赤司 聡
撮影/赤司 聡
週刊BCN 2016年05月16日vol.1628掲載
自社開発製品の携帯電話向けブラウザ「NetFront Browser」がNTTドコモの「iモード」で採用されたことにより、知名度と業績を一気に上げたACCESS。ところが、スマートフォンの普及によって携帯電話の利用者数が減り始めると、同社の業績も悪化し始めてしまう。もはや、携帯電話向けブラウザの需要増は見込めない。業績改善と新規市場開拓の必要に迫られるなか、社長に就任したのが兼子孝夫氏だ。前職の富士通ビー・エス・シー(富士通BSC)で経営の立て直しに取り組んだ実績が買われての登板である。
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Profile
兼子 孝夫
兼子 孝夫(かねこ たかお)
1947年7月22日生まれ。東京都出身。71年3月に早稲田大学政治経済学部政経学科卒業。同年4月、富士通に入社。システム本部主席部長などを経て、2002年6月に富士通テクノシステムの代表取締役社長、2004年6月に富士通ビー・エス・シーの代表取締役社長を歴任。2015年3月にACCESSの顧問に就任。2015年4月から現職。
1947年7月22日生まれ。東京都出身。71年3月に早稲田大学政治経済学部政経学科卒業。同年4月、富士通に入社。システム本部主席部長などを経て、2002年6月に富士通テクノシステムの代表取締役社長、2004年6月に富士通ビー・エス・シーの代表取締役社長を歴任。2015年3月にACCESSの顧問に就任。2015年4月から現職。
Company
会社紹介
1984年設立。1998年に開発した携帯電話向けブラウザ「NetFront Browser」が、NTTドコモの「iモード」で採用。2001年にマザーズ上場。携帯電話向けのブラウザは縮小傾向だが、最近では欧州の車載端末で採用されるなど、IoTの要素技術として注目されている。このほか、Beaconを活用したIoTソリューション、ビジネスチャット「Linkit」、テレビとスマートフォンの連動によるIPTVサービスの開発、電子書籍出版、SDN(Software Defined Network)などのネットワーク関連事業を展開している。