自社開発製品の携帯電話向けブラウザ「NetFront Browser」がNTTドコモの「iモード」で採用されたことにより、知名度と業績を一気に上げたACCESS。ところが、スマートフォンの普及によって携帯電話の利用者数が減り始めると、同社の業績も悪化し始めてしまう。もはや、携帯電話向けブラウザの需要増は見込めない。業績改善と新規市場開拓の必要に迫られるなか、社長に就任したのが兼子孝夫氏だ。前職の富士通ビー・エス・シー(富士通BSC)で経営の立て直しに取り組んだ実績が買われての登板である。