ウェブソリューションの開発を手がけるイニット(早見泰弘社長)は、動画配信をベースにしたECサイトが構築できるマルチレイヤー動画システム「E2システム」を今月から販売開始した。

 同システムは、ストリーミング動画上にメニューや静止画像、テキスト情報などをオーバーレイで表示できる。ストリーミング動画を読み込む間にオリジナル画面を表示するバッファリング機能を搭載している。

 バナーは、リンクを設定し、スポンサーのサイトを別ウィンドウや別フレームに読み込めるため、動画コンテンツ上にオーバーレイ表示や、クリックした際に商品を紹介する動画への切り替え、時間制御による表示・消去が可能だ。

 チャンネル機能では、レイヤー上で別の動画に切り替えることや、動画が終了すると自動的に最初の動画に戻すことができる。

 対応ストリーミングフォーマットは、「WindowsMediaTechnology(ウィンドウズ・メディア・テクノロジー)」や「RealPlayer(リアルプレイヤー)」「QuickTime(クイックタイム)」など。OSは、ウィンドウズ95/98/ME/XP/NT/2000などに対応している。

 同社は、大手自動車メーカーや化粧品メーカー、金融機関などにウェブソリューションを導入した実績をもつ。

 早見社長は、「ブロードバンド時代の表現方法として、動画をベースとしたコンテンツは、サイトの差別化を図る上で重要なアイテムの1つ」としたうえで、今回のシステムは、「既存の顧客企業を中心に、ショッピングサイトを運営する企業などからも引き合いがある」と手応えを感じている。

 価格は155万円。パートナー企業を通じ販売する。

 アドレスはhttp://www.init.co.jp/。