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アスク システム上からデータを隠すセキュリティソフト

2002/07/29 16:24

週刊BCN 2002年07月29日vol.951掲載

 

 アスク(天谷修身社長)は、システム上からデータを隠すことで、ウイルスや他人からデータを保護するセキュリティソフト「FINAL SECURITY(ファイナルセキュリティ)」を発売した。価格は6800円。

 この製品は、システム上からデータを隠すという世界初の防御システムを採用したセキュリティソフト。他人からの保護はもとより、ウイルスからも大切なデータを保護するという、これまでにないセキュリティを実現する。

 特徴は、「フォルダLock」、「フォルダReadOnly」、「周辺機器Lock」の各機能を搭載した点。

 クリック1つで任意のフォルダや周辺機器をロックして、システム上からその存在を隠すことができ、大切なデータを保存したフォルダへの勝手なアクセスや、周辺機器を介したデータの持ち込み・持ち出しを防ぐことができる。

 従来のセキュリティソフトでは、そのソフト自体だけでなく、システム全体の動作が重くなる問題点があったが、同ソフトは、システムに余計な負荷をかけずに、ソフトもシステムも軽快に動作させることができる。

 また、これまでのウイルス対策ソフトは、新種ウイルスに対応するために絶えずウイルスデータを更新し続ける必要があり、その度にネットへ接続するため、動作が重くなったり、接続料金も発生していた。同ソフトでは、クリック1つで、いつでも新種ウイルスの防御が可能となる。

 さらに、スクリーンセーバーの起動時に、インターネットと社内LANのネットワークを自動的に切断することができるため、パソコンから離れている間も、ウイルスやハッカーの心配をする必要がない。

 このほか、いつ、どこのウェブサイトを見たのかなどの履歴を簡単に消去することができ、個人のプライバシーも確実に保護することができる。
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